毎日が読書日和ー思ったままの感想文

40歳で気付いた読書の魅力。小説から映画まで、感想を綴ります。

子供時代の土曜日のお昼ごはん 「日本懐かし即席めん大全」

 私が、小学生・中学生・高校生の頃は、今のように週休二日ではなく、土曜日は半ドンでした。

 今の若い子は、「半ドン」という言葉を知らない人もいるかもしれません。授業が午前中で終わることです。午前で授業が終わるので、昼ごはんは、家で食べます。その時の昼ごはんの定番が「即席めん」でした。

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「植物図鑑」 有川 浩

「植物図鑑」の内容 

お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか。咬みません。躾のできたよい子です――。思わず拾ってしまったイケメンは、家事万能のスーパー家政夫のうえ、重度の植物オタクだった。樹(イツキ)という名前しか知らされぬまま、週末ごとにご近所で「狩り」する風変わりな同居生活が始まった。とびきり美味しい(ちょっぴりほろ苦)“道草”恋愛小説。レシピ付き。  

 

 「植物図鑑」の感想

  強烈に甘い恋愛小説です。コメディ的な要素もちらほらと見受けられます。

 とにかく甘く、また甘いだけでなく切なくなる部分もあり、読んでいて癒されていきます。出来過ぎな話なのですが、その出来過ぎを差し引いても、十分に感情移入して読めます。

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「ノルウェイの森」 村上春樹

ノルウェイの森」の内容 

暗く重たい雨雲をくぐり抜け、飛行機がハンブルク空港に着陸すると、天井のスピーカーから小さな音でビートルズの『ノルウェイの森』が流れ出した。僕は一九六九年、もうすぐ二十歳になろうとする秋のできごとを思い出し、激しく混乱し、動揺していた。

あらゆる物事を深刻に考えすぎないようにすること、あらゆる物事と自分の間にしかるべき距離を置くこと―。あたらしい僕の大学生活はこうしてはじまった。自殺した親友キズキ、その恋人の直子、同じ学部の緑。等身大の人物を登場させ、心の震えや感動、そして哀しみを淡々とせつないまでに描いた作品。  【「BOOK」データベースより】

 

はじめに 

 「ノルウェイの森」は、過去に一度読んでいます。高校生か大学生くらいの時です。内容は、あまり覚えてませんが、性的描写が際立つ恋愛小説だという認識だったように思います。

 今回、数十年ぶりに読み返しました。

 確かに、表層的には恋愛小説という形ですが、これは、喪失の物語だと感じました。

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「終の住処」 磯﨑憲一郎

「終の住処」の内容

結婚すれば世の中のすべてが違って見えるかといえば、やはりそんなことはなかったのだ―。互いに二十代の長く続いた恋愛に敗れたあとで付き合いはじめ、三十を過ぎて結婚した男女。不安定で茫漠とした新婚生活を経て、あるときを境に十一年、妻は口を利かないままになる。遠く隔たったままの二人に歳月は容赦なく押し寄せた…。ベストセラーとなった芥川賞受賞作。 【「BOOK」データベースより】 

 

「終の住処」の感想 

 第141回芥川賞受賞作です。

 30歳を過ぎて結婚した夫婦の20年間を描いた作品です。

 20年間という長い期間を描きながら、あまり時間の経過を感じませんでした。何だか時間が一定のスピードで進んでいないと感じる小説でした。

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映画「BLAME!(ブラム)」を見た

 

 少し前の話ですが、映画「BLAME!(ブラム)」を観ました。

 実は、私は、「BLAME!」というマンガがあることも知らなかったので、全くの白紙の状態で映画を観ましたが、

 面白かった。映画館で観て良かった。

というのが率直な感想です。

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懐かしすぎる文房具たち 「日本懐かし文房具大全」を読んで

  いつ頃からか、文房具は機能で選ぶようになっていました。書きやすさや消しやすさ、収納や使いやすさを主眼に商品を選んでいます。

 しかし、子供のころ、特に小学校の低学年から中学年にかけては、実用性よりも重要なことがあったような気がします。

 それは、

 かっこいいこと。

 めずらしいこと。

 みんなにうらやましがられること。

 これらに尽きると思います。

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「下町ロケット」 池井戸 潤

下町ロケット」の内容

研究者の道をあきらめ、家業の町工場・佃製作所を継いだ佃航平は、製品開発で業績を伸ばしていた。そんなある日、商売敵の大手メーカーから理不尽な特許侵害で訴えられる。圧倒的な形勢不利の中で取引先を失い、資金繰りに窮する佃製作所。創業以来のピンチに、国産ロケットを開発する巨大企業・帝国重工が、佃製作所が有するある部品の特許技術に食指を伸ばしてきた。特許を売れば窮地を脱することができる。だが、その技術には、佃の夢が詰まっていた―。男たちの矜恃が激突する感動のエンターテインメント長編!第145回直木賞受賞作。 【「BOOK」データベースより】 

 

下町ロケット」の感想 

 読み始めると止まらない。一気読みでした。

 ドラマを先に見ていたので、ストーリーは分かっていました。それでも、読んでいて面白い。ドラマは、ほぼ原作に忠実に再現されていたと思います。

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